4泊6日で、ドバイに行ってきました。
日本で「マインドフルネス」のスクールに行っていますので、
早朝に「呼吸法」を、本場で、してみました。
ドバイの宗教はどうでしたか?
イスラムのお祈りが聴こえてきました。
なので、これは最高のタイミングと思って、少し感動しながら、
ホテルのベランダに出て、いつものように「マインドフルネス瞑想」
をしてみました。
5時過ぎやったかなと思います。
そしたら、直ぐに身体が熱くなってきて、涙が溢れてきました・・・
凄く、忘れられないひと時になりました。
なので、日本に帰ってきてから少し調べてみました。
お祈りをする時間が1日に5回有るそうです。
イスラム教徒は一日に5回の礼拝(サラート)を
しなければいけません。
その時を知らせる集合の呼びかけのことを
「アザーン」と言います。
夜明け
正午
午後
夕方
夜
基本的には上記の5回のタイミングで行います。
もともと、人が大声で呼びかけていたそうです。
現在ではスピーカーを利用して「アザーン」が流れています。
しかし、まだスピーカーが無かった頃は、礼拝の時間が
迫ってくると、イスラム教徒の指導者がモスク
(イスラム教の寺院)にあるミナレット(せん塔)の
一番高いところまで登って、肉声で礼拝の呼びかけを
していました。
今では、礼拝時間になれば各モスクから大音量の
「アザーン」が、スピーカーを通して流れてきます。
特にモスクが密集した地帯では、それぞれのモスクから
流れる「アザーン」が大合唱のように合わさって、
かなりの迫力になります。
「アザーン」は木ボン的にアラビア語です。
アラブ諸国以外の国においてもアラビア語を使うのが、一般的です。
「アザーン」は、必ずしもアラビア語を使う必要はないと
されているですが、アラブ諸国以外の国においても
アラビア語を使うのが一般的です
(アラビア語圏でなくてもアラビア語であることも)。
そのため、同じアラビア語の「アザーン」でも、言語の
違いによる発音の変化や、訛りのようなものはみられる
ということでした。
いずれにせよ、言葉がわからない人からすれば、
大音量で何を言っているのかはよくわからないものです。
そんな方のために、下記にアザーンの意味を書いておきます。
「アザーン」の発音と翻訳
・アッラホ アカバル アッラホ アカバル
★神様は偉大である。
・アシュハド アンナ ラー イラハ イッラ アッラー
★われわれはアッラー以外に神はいないと宣言する。
・アシュハド アンナ ムハッマダン ラスウール アッラー
★ムハッマド預言者は神様の預言者であると宣言する。
・ハッヤ アラ アッサラ―
★礼拝に来て!!
・ハッヤ アラ アルファラー
★成功のために来て!!
・アッラホ アカバル アッラホ アカバル
★神様は偉大である。
・ラー イラハ イッラ アッラー
★アッラー以外に神はいない。
この言葉を2~4回ずつ繰り返し唱えるのですが、音をゆっくり伸ばして唱えるため、3~4分程度の時間がかかります。
「アザーン」は町のアナウンス
日本でも地域によって違いはありますが、お昼や夕方に
サイレンが鳴って、食事や終業の時間を教えてくれます。
イスラム教の方にとっての「アザーン」は、日本人に
とっては「街のアナウンス」のようなものなのかも
しれません。(「GROVAL PARTNERS」より抜粋)
シェイク・ザイード・グランド・モスクとは?
Photo by:Dr. Norbert Heidenbluth
世界最大級のモスクは芸術作品
シェイク・ザイード・グランド・モスクは2007年に建造された比較的新しいイスラムの寺院です。
UAE建国の父と呼ばれるザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤンによって総工費約AED20億で建造され、その完成を見ることなくこの世を去ってしまいここに埋葬されています。
この世界最大級のモスクは建築的な芸術作品であり、なんと4万人もの参拝者を収容することができます。
その特徴は、82個のドーム、1,000本以上の円柱、
24金メッキのシャンデリア、そして手織りの世界最大の
カーペットです。
そして礼拝堂本堂には直径10メートル、高さ15メートル、
重量9トン以上といわれる世界最大のシャンデリアが空間を
埋めています。
最初に行われたモスクの式典は、このモスクと同名の、
ここに埋葬されたシェイク・ザイードの葬儀でした。
引用元:アブダビへ行こう
シェイク・ザイード・グランド・モスクはイスラム教徒
以外の異教徒が見学できるモスクとしてはアラブ首長国連邦
で最大規模です。
アラブ首長国連邦で異教徒が見学できるモスクは意外な
ことに数少ないのです。
映画「Sex and the City 2」の舞台にもなっており、
世界中から年間300万人以上の観光客が訪れるモスクです。
Photo by:David Gill
白を基調をしたモスクに青い空のコントラスト。美しいの一言です。
Photo by:Andrew Moore
こちらは白とゴールドとプールの青のコントラスト。
圧巻の美しさです。
Photo by:Tanya Hart
柱1つ1つに花の絵が描かれています。
メインホールにあるシャンデリア。スワロフスキーで
装飾されています。
Photo by:slayer
アラビア語で何書いてあるかわかんないけど美しい!
Photo by:Bert Roelse
床一面には世界一の大きさのペルシャ絨毯。
夜のシェイク・ザイード・グランド・モスク
Photo by:HISHAM BINSUWAIF
ライトアップされていて夜の妖艶な雰囲気もステキです
Photo by:slayer
昼間とは別世界
シェイク・ザイード・グランド・モスクは1つ1つの装飾が
細かく、思った以上に圧倒されました。
360°見渡す限り美しくてまるで映画の中に入り込んだ
ようでした。
(「Enriching Life」より抜粋)
アラ還の独り言
一日に何回も「アザーン」の声が聴こえてきて、皆が、メッカの方向を
向いてお祈りして・・と、本当に宗教が全てに根付いている国でした。
空港にも、祈りの部屋が有りますし、メッカの方向が分かるように、
天井に方角を示す矢印がある所も、沢山有りました。
今回、私達は7人のグループで関空から出発したのですが、
集まってきた人、それぞれが、縁が有り繋がっていた事が、
ある人を介して分かり、これは、何年も前から、この時に、
このタイミングでドバイで会う事になっていたそうで、それぞれに
奇跡的な体験をしたのでした。
これだけの高層ビルに囲まれた世界、普通なら、もっともっと、
殺伐とした感じを肌で感じるであろうはずなのに、なんとも、まったりと
した感じだったのです。
これは、国全体が、「愛」に溢れているからですよと教えて頂きました。
最後の夜に、世界一の観覧車を背景に空に何か大きな物が飛んでいた
のです。
それを、皆で見ながら、「あれは何かな?」「何かが書かれてるのかな?」
と言ってたのですが、なんと、
「国王の顔」の書かれた浮き上がってくるような、大きな旗
みたいな物だったのです。
電光掲示板みたいに国王の顔が浮かびあがってきたのです。
「わぁ~!」 「本当に、凄い国やね・・・」「王様が皆を
守ってるよ・・」のメッセージが
私達にも、バンバンと伝わってきて、涙が溢れてきました・・
何の信仰も、そんなに持っていない日本人ですが、何か心のぐっとくる
物が有りました。
本当に「愛」に溢れてるドバイを肌で感じて、幸せな気持ちの最高の夜に
なりました。
素直に、また今回一緒に来た仲間と帰って来たいなと思いました。
一緒に行かれた人は、ドバイに魅せられて、こちらに住む事を本気で
考えると言われていました。
そんな魅力に溢れたドバイでした。
皆さんも、是非行かれてみて下さい。
それぞれの感性に触れる何かが有る国やと思います。
大切なのは「愛」ですよね。
今日に出逢った皆さんに感謝です。そして、私にも、ありがとう。
TO BE CONTINUED・・・
続く・・・