お友達と話していたら30年以上の神戸の三ノ宮のセンター街の話になりました。懐かしい~
お友達の北野坂のお店の手伝いに又、行ってきました。
以前から彼女は何処にも売っていない様なお洋服をいつも着ておられるので、
そんな話から昔の神戸の三ノ宮センター街に有ったお洋服のお店の話になりました。
「ファッションの街、神戸」なので、その当時有った「GARO」「コレクション」「MILK」
「HONEY HOUSE」「文化屋雑貨店」「三愛」「鈴屋」「ファミリア」「ワールド」
などなど・・・ちょうど、雑誌「an・an」や「non・no」などの雑誌が全盛期
でした。
原由美子さんとか、「スタイリスト」という職業が最先端になっていた時代の頃です。
1970年末~1980年代でした。
当時はDCブランド(デザイナーブランドの略)の全盛期で、「ケンゾー」
「イッセイ・ミヤケ」「ニコル」「コムデギャルソン」「BIGI」「JUN」「VAN」
など着ていたら必ず振り返られる様な高価なお洋服のブランドが有りました。
因みにDCブランドの説明書いておきますね。
DCブランドとは?
1980年代に日本国内で広く社会的なブームとなった、日本の衣服メーカブランドの総称である。
「DC」とはデザイナーズ &キャラクターズ(character’s)の略とされる。
今はアパレル業界が元気ないですが、当時は華やかな時代でした。
私は中学生~高校生でした。
お洋服大好き少女だったのでお店の店員さん
(もう少し後からハウスマヌカンと言う言葉は出てきたかな?
「夜霧のハウスマヌカン」とか流行歌も有りました ・笑・)
の着てるお姫様の様な「MILK」というブランドのお洋服が可愛かったので、
柄にもなく「着てみたいなぁ~」となどと思ってましたが、バレー部で見事な太ももを
ゲットしていた私には、その系統のお洋服は似合いませんでした。
本人が一番解っています(笑)
しかし、お洋服には夢が有るのですよね。
サイズ感も小さかったですが何より高価過ぎて庶民の私には、とても手が出ませんでした。
私が唯一持ってた「MY MILK」は、生成りの綿で作られた30㎝×30㎝位の大きさの真ん中に
ベビーピンク色で小さく「MILK」のロゴがプリントされた、いわゆる「ずた袋」でした(笑)
嬉しくて嬉しくて大切にしてました。
40年程も前の事なのに昨日の事の様に覚えています。
確か「GARO」のビルの地下に入ってましたね。
あの時代は、そこのお店から出て来るだけで格好良かった時代でした。
憧れのモデルさん
モデルさんも「山口小夜子」さん「小泉一十三」さんに憧れてました。
因みに「小泉一十三」さんはグループサウンズの「テンプターズ」の「ショーケン」こと
「萩原健一」さんの最初の奥さんだった方です。
雑誌「装苑」のモデルさんでした。
一十三さんが、もう日本を撤退したので入ってこなくなりましたが、「エリザベスアーデン」
というアメリカの化粧品ブランドがあって雑誌か何かでそこの「エイトアワークリーム」
のリップクリームを使われていると書かれてあったので、自分が働くようになってから、
香港に仕事で行った時にデューティーフリーのお店で、本物を見かけた時は、
「これが正真正銘のエイトアワークリームだ!」
と滅茶苦茶興奮して、慌てて買った事が思いだされます。
ドキドキして使ってみましたが!!
それは、私には普通のリップクリームでした!!(笑)
余りにも期待し過ぎてたので、少しガッカリでしたが・・
同じ物を一十三さんと共有していると思うと気持ちが昂りました! 笑
一十三さんは、趣味が読書で「カント」の哲学書を愛読と書かれてあったのも思い出して
きました(笑)
よく小さい事から色々思い出す事やわと今私は自分に対して思っています。
彼女も神戸に住んでおられるので、私のファッション関係者の今は還暦超えておられる
お友達の「みっちゃん」が
「一十三さんとは、同じファッションの関係者なので仕事でよくすれ違うよ~」
と言われた時には、ずっと「みっちゃん」の後を、ついて行こうかと思ったものでした(笑)
ついに、夢が叶いました
しかしついに、夢が叶う時が来ました・・!
忘れもしません、雨の日の夕方の事です。
JRに私が疲れ果てて乗ってた時です。
扉が開いて、なんと「小泉一十三」さんが突然私の目の前に現れたのです!!
びっくりしてしまいました!!
突然の事で感動した私は
「本物や!動いてる!」
そして本当にお美しい・・!」と目が点になってしまいました(笑)
渋い色の「レインコート」を美しく着こなされておられました。
そして、私の降りる駅で降りられたのでした!
もう後ろから抱き着きたい程の衝動に駆られましたが、そこは理性で抑えました!
私の中の「男」(決して、おっさんではありませんので・・)が目覚めてしまった感じ?(笑)
その話になると私は誰に言われたのか
「ハンサムな人に、ろくな者はいない」と言うのが私の中に刷り込まれてしまってて、
ハンサムからは遠のいた生活というか人生でしたが(笑)
最初の結婚での新婚生活時代、私が一番何に驚いたかと言うと、ご近所のご主人が皆さん本当にハンサムだった事です。
マジでびっくりしました。
「えっ?そんな皆さん、面食いして良かったの・・・?」と思わずタジタジと後ろに後ずさりしてしまう感覚!
「あれですよ」「あれ」そして又、皆さんのご主人は本当に優しくてね、正に
「有り得ない!」でしたよ(笑)
話は小泉一十三さんに出会ったその日に戻しますが・・
「その日は、生(なま)一十三さんを見た事と同じ駅で降りたという感激で幸せ一杯で多分脳科学的に言うと「ドーパミン」出まくりやったと思います。
最近、私も又、大変元気になって来たので昔の五感をフル回転させていた自分に戻りつつあります。
先ほども書きましたが、いつも元気でハイテンション状態、これは師匠にお伺いすると
「ドーパミン」出まくり状態 らしい。
本当に睡眠も不足してると思いますが、以前は睡眠不足が3日続くとダウンしてた私ですが、今は、だいたい朝の4時30分には「目覚まし無し」で元気に「おはようございます!」の感じです(笑)
高齢者になっての「年寄りは早起き」のそれとも絶対に違います(笑)
また、「ドーパミン」ドバドバの効用につきましては、また後日と言うことで。
今日、出逢った皆さんに感謝。そして、私にもありがとう。
TO BE CONTINIED・・・
続く・・・
コメント
ショーケンが亡くなって、最近忘れていた小泉一十三さんのことを思い出しました。
あの頃のモデルさんの中でもお美しい方でした。
そうですか~、生小泉さんに~・・・うらやましいです。
30数年前にファッション雑誌で彼女が来ていらっしゃったマントを買ってしまいました。
あの方と自分の姿のギャップには少々苦しみましたが(笑)何年かに一度は羽織ってみていました。
去年の冬の始まりにも身に着けて、またあのお姿を思い出していました。
松本弘子さん山口小夜子さん小泉さんとおきれいな方々がいらっしゃいました。
期せずして情報を得られ嬉しうございました。
ユウコさん、コメントありがとうございました
本当に知的な素敵なモデルさんでしたね
何十年前の話なのですが、ユウコさんと同じ気持ちを共有出来て嬉しいです
ありがとうございました